2015年6月28日日曜日

ドン・ペリニヨンの街 オーヴィレ(Hautvillers)


ランスから車で15分ほど、
エペルネに向かう途中を少しはずれたあたりに、
「オーヴィレ」という小さな街がある。

「ドン・ペリニヨン」が眠る
教会と修道院がある街。

街の入口にあたる広場。観光案内所で地図がもらえる。
ブドウ畑を見下ろす素敵なテラスでシャンパーニュ!

シャンパーニュ関係のブティックも。

ドン・ペリニヨンの修道院が併設される教会。
通常は教会のみ見学可能。
ドン・ペリニヨンここに眠る。

「ドン・ルイナール」も共に。


教会内部。ローマ式建築。

オーヴィレから見下ろすヴァレ・ド・ラ・マルヌのブドウ畑。


シャンパーニュ・アンリ・ジロー(Champagne Henri Giraud)


4月にレセプションが新しくなり、盛大にお披露目のあったアンリ・ジロー。

新たにできた入口。
ブティックの一角。

見学前に「オマージュ」。バニラの香ばしさが心地いい。
フレッシュさも。
試飲は庭を眺めながらになった。
最高キュヴェに「アルゴンヌ」という森の名前を冠していることからも窺えるように、
シャンパーニュ地方の木の樽を活かし、
その森を守り、育てるという理念があります。
旧レセプションはそのまま。
旧試飲サロン。
今でも場合によってはこちらで。
醸造室。

到着して2週間経っていないという醸造テラコッタ。
どのように可能性が広がるかこれから実験だそう。
こちらもまだ実験段階。卵の形により、内部に循環がうまれる。
樽での醸造室。
アンリ・ジローの新しい樽は、シャンパーニュ地方のアルゴンヌという森の木から造られている。
樽の木が選ばれた区画、木をを選んだ人、樽を造った人の名が刻印されている。
以前は、他の地方、地区の木の樽も採用されていた。
こちらはヴェルジー産。
見学の後も、もちろん試飲。
アルゴンヌの木でできたオープナーも購入可能。
時間はかかるが名前を彫ってもらうことも可能。
スプレーにもなるラタフィア。
お肉のソテーなどの隠し味に。デザートにもシュッ!

2015年6月26日金曜日

レストラン「ラシーヌ」


一週間前にオープンした、レストラン「ラシーヌ」で
10回目の結婚記念日を祝う。

日本人シェフのお店として、開店前から
生産者やランスの人々の間で話題になり、
真っ先に行かなきゃと思っていた。

内装はシンプル。料理が引き立つ。
座り心地のよい椅子。
1階と2階がある。
シャンパーニュ・リストは、お気に入りの生産者ばかり。
Agrapart & fils • Avizoise • 2008
Suenen • MBDA
Savart • L'Accomplie • base 2010 
Peters • Cuvée Perle
Léclapart • L'Astre 
Bérêche • Campania Remensis rosé• base 2010 
Chartogne • Heurtebise • 2008

グラスでは別のシャンパーニュの用意がある。
ワインも選りすぐり。

お料理は60€のコース「SUKI」。
他に「Sôgu」39€、「DAISUKI」90€(ディナーのみ)も。

アペリティフ。
一つ一つに違った味、風味、食感が楽しめる。
オードブル、そして前菜のお魚二皿と続く。
それぞれに様々な味の組み合わせ、発見、悦びが詰まっている。

メインの鳩のお料理。実際に見るともっと彩りが鮮やか。
デザート。
彩りと味わいの組み合わせが幸せ。

そしてさらに。

コーヒーとミニャルディーズ(小さなデザート)。
どの瞬間も味わいと食感の豊かな組み合わせが
素晴らしいハーモニーとなって満足な時間が過ごせる。

日本人シェフ(TANAKA Kazuyukiさん)とフランス人の奥様(Marineさん)が
案内してくださり、
日本語でもフランス語でも、お話できるところも嬉しい。

http://www.racine.re/
8 Rue Colbert, 51100 Reims
+33(0)3 26 35 16 95

毎週火・水曜日がお休み。

2015年6月9日火曜日

ジャンヌ・ダルク祭2日目

ジャンヌ・ダルク祭2日目。
清々しい「シャンパーニュの空の下」のランス大聖堂(側面)。
トー宮殿に向かう2015年のジャンヌとシャルル7世。
ジャンヌとシャルル7世の後を行列が続く。

15時からは大パレード。


















ジャンヌとシャルル7世を迎えるランス市長一行。

馬上のジャンヌとシャルル7世。
ジャンヌ・ダルク祭の模様は、ランス市の公式サイトでも紹介されている。

2015年6月8日月曜日

ジャンヌ・ダルク祭1日目

毎年6月初めの週末、ランスでは
「ジャンヌ・ダルク祭」が開催される。

ランス大聖堂は歴代フランス王の戴冠式が行われた
王家の聖地。
百年戦争の最中、フランス侵攻中のイギリス軍に包囲されていた
王太子シャルルを救い出し、
1429年、ランスの戴冠式へと導いたのがジャンヌ・ダルクだ。

「ジャンヌ・ダルク祭」は
国の、そして国民の英雄である聖人を讃えるという名目だけれど、
市を挙げての、街中仮装パーティのようになっている。

ランスの中心街は、中世の趣に。
毎年10万人以上がこの週末にランスを訪れる。
大聖堂裏。
大聖堂裏。

トー宮殿裏。

フォーラム広場では
当時のさまざまな職業が紹介されている。


豚の丸焼き!

砂場だって、藁で囲えば立派な中世空間。
ロワイヤル広場で談笑する中世の方々。
ラクダに乗ってロワイヤル広場を闊歩する子供たち。
右端の像はルイ15世です。
中世のパン屋さんから買い物する中世の方。後ろの人は携帯電話!
パン屋さんの職業紹介。
皮の靴やかばんも。
雰囲気に浸っているうちに、自分も扮装したくなる。
そんな方もご安心あれ。




付録:中世の方も犬がお好き。
2日目は
ジャンヌ・ダルクとシャルル7世のパレードがある。

シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...